ミツトヨ正しい使い方シリーズ

シリンダゲージの正しい使い方

シリンダゲージはマスターとの比較により、内径を高精度に測れる測定器として、

現場から測定室まで幅広く重宝されています。

 

しかしながら、比較測定器のため使用前の準備を怠ると、誤りに気付かないまま

使用してしまう恐れのある測定器です。

 

今回は、ミツトヨがお勧めするシリンダゲージの使い方を公開します。

是非この機会に、正しい使い方をマスターしませんか?

 

動画:測定前の準備編

 

  

Point

  • ダイヤルゲージ検出範囲の中央付近で基点合わせを行う

 

  • 使用前には、作動確認と清掃を行う

 

  • 基点合わせとシフト量調整は、長針が最大値を指していることを確認

 

  • ダイヤルゲージは視差が発生しないよう、正面から読み取る

 

 

 

動画:取扱い編

 

  

Point

  • 握りを持って測定する

 

  • 測定子側から挿し込み、換えロッド側から抜く

 

  • 内径測定はダイヤルゲージが最大値を示す位置を探る

 

 

 

よくある質問

  • 縦姿勢で内径測定をしたいが、セットリングを立てるのが難しく、基点合わせは横姿勢で行っています。

  縦姿勢で基点合わせをするにはどうしたらよいですか?

 

 

 

   基点合わせの姿勢と測定時の姿勢は、できるだけ合わせていただくのが理想です。

 

   シリンダゲージゼロチェッカを使用いただくと、縦姿勢・横姿勢の2通りの方法で、

 

   18~400mmのシリンダゲージ基点合わせが可能です。

 

   >>詳しくはこちら

 

 

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