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今さら聞けない測定用語 "PMIとは”
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今さら聞けない測定用語 "PMIとは”
PMIとは
・PMIとは製品製造情報:Product Manufacturing Information の略で、公差情報、注釈や表面仕上げ、
材料など 製品の製造に必要な情報を3DのCADモデルに付け加えるというもの。(図1.)
・三次元の形状モデルに、構造特性(寸法、注記、数量等)を加えたモデルは、3DAモデル(3D Annotated Model)
と呼ばれます。
図1.
PMI付きCADデータが求められる理由
モノづくり情報が定期された3Dデータを設計以外の部門およびサプライヤーへ流通させることにより、
下記のメリットと目指す姿を実現するため。
・設計意図、評価意図などを付加することで、サプライヤーとの連携・意思疎通のスピードアップ。
・各工程での情報と連携による、業務効率化・コスト削減・品質向上。
・グローバルなサプライチェーンマネジメントの実現を目指す。
図2.
PMI付きCADデータの測定への活用
近年では、PMI付の3DAモデルが持つ公差情報を読み取り、測定箇所を判断して測定手順を全自動で生成する
ソフトウェアが登場しています。
例:ミツトヨ「MiCAT Planner」・・・CNC三次元測定機用(図3.)
<導入メリット>
・初物の加工品が仕上がる前に、測定手順の準備ができる。
→量産準備のリードタイムが短縮できる。
・測定手順を全自動で生成できる。
→プログラム作成工数を劇的に短縮でき。多品種に対応しやすくなる。
・測定経路やプローブ姿勢変更などを最適化した測定手順を生成する。
→効率的な計測が容易に行える。
・円測定時の測定点数など、決められた測定ルールに従った測定手順を生成する。
→プログラマーの違いによる測定品質のばらつきを防ぐ。
図3.
PMIで悩んだら、相談してね
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