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   今さら聞けない測定用語  "作動距離とは”

 

作動距離とは

 

 ・顕微鏡など光学機器での観察時において、焦点(ピント)が合ったときの試料上面から対物レンズ先端までの

  距離のこと。(図1.)

 

 ・W.D.(Working Distance)とも呼ばれます。

 

 ・一般的に、対物レンズの倍率が高くなるほど、作動距離は小さくなります。

 

 

図1.

作動距離の影響

 

作動距離が大きい光学機器は、次の利点がある。

 

 ・段差のある試料面や穴底面の観察に対応できる。(図2.)

 

 ・空間が広くなることの操作性向上。(図3.)

 

 ・合焦時の不意な衝突が少なくなる。

 

 

図2.                    図3.

作動距離で悩んだら、相談してね

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