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測定機器概要：「表面粗さ測定機」とは？

表面粗さ測定機とは？

• 表面の微細な凹凸は、外観品質、耐摩耗性、摺動性、密封性などの特性に大きく影響を
  及ぼす。この微細な凹凸を数値化するのが表面粗さ測定機。

• 表面粗さ測定は、鋭利な先端形状の触針で表面をトレースし、「粗さパラメータ」が演算
  される。

• 表面粗さ測定機には、据え置きタイプと持ち運びが容易なハンディタイプがある。

表面粗さ測定機で測定可能な項目

*Point：表面粗さ測定機は、微細形状測定も可能

システム構成：ハンディタイプ

システム構成：据え置きタイプ

期待される導入効果

• 表面性状の数値化が行える
  ・例：表面粗さ、表面うねり、外観品質　など

• 微細形状の評価が行える
  ・例：段差、ピッチ、バリ高さ、傷形状　など

• 測定機に載せられない大型重量物の表面粗さが測定できる（ハンディタイプ）
  ・例：加工機にチャックしたまま表面粗さを測定
          橋梁など屋外の構造体の表面粗さ測定が可能

• 複数箇所の自動測定が可能になる （電動タイプ）
  ・例：電動ステージを組み合わせて複数箇所/複数個の連続測定
          搬送装置と連動させて無人連続測定が可能

機種選定時のポイント

• 持ち運びが可能　or　据え置き

• 測定機本体のサイズと電動仕様
  ・トレース長さ、測定高さ、ステージの大きさ

• 測定内容
  ・うねり，真直度の測定が必要？
  ・微細形状の評価が必要？
  ・非接触測定が必要？

• 輪郭形状測定機の兼用
  ・表面粗さ測定と輪郭形状測定を1台で行える機種もある。

• 設置環境
  ・振動は測定結果に影響を与える。除振台の設置が必要になることもある。

ちょっと聞きたいはこちら。

表面粗さ測定機ラインアップ

表面性状測定機
FORMTRACER Avantシリーズ

高速駆動と高機能ユニットの組み合わせによる高効率測定を実現。
輪郭形状測定との切替にも対応。

小形表面粗さ測定機
SJ-410シリーズ

表面粗さ以外に、うねりや微細形状の評価も行える小型表面粗さ測定機。

小形表面粗さ測定機
SJ-210/310シリーズ

評価曲線と測定結果を大型カラー液晶で確認ができる、モバイルタイプのベストセラーモデル。

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